劇的に展開する物語の謎

一見すると冒険譚ではあるが

アニメ化もされているとのことで作品の人気が高いと言うことも関係しているが、やはり榊氏が作り出したというブランドをその一端に影響を及ぼしているだろう。作品が単純な意味で面白くなければもちろん映像作品としても、評価対象としてその部隊になりあがらなければ意味がないからだ。アニメ化してもそれなりに商業的な意味で利益をもたらすことが出来る潜在的な可能性を有している作品でなければ、そうした評価を受ける事はされない。見ていて面白い、とても簡単なことだがこう思ってもらえる事が非常に難しいのは言うまでもない。やはり物語というのは読者が予想をしていないような、そんな展開を期待しているものだ。

ではこの棺姫のチャイカの面白いところ、また展開されていく物語の謎についても波乱含みの展開が巻き起こっている。そんな棺姫のチャイカという作品はどんな展開を迎えているのか、少し横暴気味だがネタバレ含みで紹介して行こう。

良いペースで刊行されている

棺姫のチャイカと呼ばれる作品は2014年9月までに全10巻発売されている、2010年からシリーズがスタートしたことを考えると年間2~3冊程度の刊行スピードとなっている。ライトノベル作家として考えれば順調なスピードといえる、コレだけのスピードであればそれほど待たされることなく続きを読めるというのは、読者にとって非常にありがたい話だ。中にはもう書きあがって刊行するのかよと思う人もいるかもしれないが、中には面白いと思ってもその後どうなったのか分からないといったような作家さんの結末もどこかでひっそりと行われているかもしれない。

さてそんな、速筆として知られている榊氏が手掛けているこの棺姫のチャイカとは現在までにどのようなストーリーで展開されているのか、各巻のあらすじをまとめてみよう。

作家講座

各巻の簡単なあらすじ

1巻のあらすじ
目覚めればそこに義妹アカリの美しい顔があった、彼女は四つんばいでトールの上に跨っており、そんなトールが先ほどまで寝込んでいた枕には彼女の愛用の武器とも言えるハンマーが突き刺さっていた。『働いたら負け』、そんな意識を持っているトールは無気力な生活を送りながらもアカリに叱咤されていた。ある日、さすがに食うに事欠いてトールは山の中へ適当な食料を求めてはいる。そこで棺を背負った銀髪で紫の瞳を持っているチャイカと名乗る少女に出会った。コレが後にトールと、そして世界の全てを異変へと飲み込むことになる。
2巻のあらすじ
かつて世界を混沌との渦へと貶めたガズ帝国皇帝アルトゥール・ガズの遺品回収を行っているチャイカの依頼を正式請け負うことになったトールとアカリは次なる遺品を捜していた。既にアバルト領主から遺品を奪った事が影響して御尋ね者となった三人は移動手段として、機車を求めていた。そして訪れた街で情報収集を兼ねた捜索を行っている中で、謎の少年ギイと遭遇する。少年は機車の情報と、そして次なる遺品が何処にあるのかを告げて去ったことに疑問を感じる三人だったが、手がかりもなかったためその情報を元に次なる遺品を求めて歩き出した。
3巻のあらすじ
無事に次なる遺品を獲得したトール一行は、休憩も兼ねて温泉で英気を養っていた。そこへ先に情報を提供したギイがまたも唐突に現れ、やはり意味深とばかりに皇帝殺しの英雄がいるという谷について話してきた。疑いは拭いきれないが、目的のものが有ることに変わりはないだろうとして、還らずの谷へと足を運んだがそこでジレット隊と正面衝突を繰り広げてしまうが、その戦闘の影響もあって崖から落ちてしまうのだった。
4巻のあらすじ
チャイカは一人だけではなかった、突如としてトールたちの前に現れたのはチャイカと瓜二つの容姿をしているが、服装が真紅色の少女が立ちふさがった。彼女もまたチャイカと名乗り、そして皇帝の遺品を捜している最中だという。白いチャイカたちが保有している遺品についても奪い取るために戦闘へと突入する。激突する紅と白のチャイカ、2つの宿命が今交錯する。
5巻のあらすじ
皇帝の遺品探しの旅を続けているチャイカ一行だったが、そんな中でチャイカはある物を見つけた。それは塔のような建造物でありながらも、かつて禁断皇帝との大戦争において最強無敵と評された魔法兵器『航天要塞』だった。この要塞にもまた皇帝の遺品を所有している公爵が存在していることが判明し、絶対無比ともいえる鉄壁の居城を攻略するべくトール達は動き始める。しかし彼らだけではなく、他の勢力も潜入するために画策していた。
6巻のあらすじ
天翔る城砦での戦いにおいて、トールは致命的な傷を負って空へと放り出されてしまった。トールという青年の命は果てた、ように見えたが彼の命を救ったのは対立を繰り返していたジレット隊のヴィヴィとズィータによって救われる。助けた礼として、彼女達はトールにある頼みごとを持ちかけるのだった。その頃囚われの身となったチャイカは自身と瓜二つの容姿をしている少女、レイラと邂逅する。そこで彼女は告げる、チャイカ自身に絶望を与える、それは真実であってチャイカにとって揺ぎ無いものであるという。一体彼女が知っているチャイカの秘密とは何か、そしてトールはどうするのか。

6巻以降は二期で

第1期シリーズにおいてはここまでがアニメ化として放送され、その次となる7巻以降については10月から放送される第二期にて放送が決まっている。そしてそこで語られる真実、チャイカと彼女に良く似た容姿を持っている少女達の存在が意味するものとは、そして彼女達が集めている遺品が全て集まるとき何が起こるのか、気になる方は原作を購入して読んでからアニメを楽しんでみると、とても面白く感じられるだろう。

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