登場人物を紹介

脱力系かと思わせる冒頭とは違ったキャラ設定

棺姫のチャイカ、この作品の1巻冒頭部分だけで見たら非常に脱力するような作品なのだろうかと、そんな印象を持つことが出来る作品だと取ることも出来る。ただ読み進めていくとその物語は、やはり榊氏が作成した世界観とばかりに、非常に重厚なものとなっている。また主人公が冒頭部分でこそ『働いたら負け』といった、今時のニートがネット上で用いているようなそんな人間が主人公なのかと思わせたら、ハイスペックな主人公だったという。本気を出していないなどとは言ったものだが、トールが本気を出そうものなら中々の戦闘力を持っているといった事実を確認できる。しかしそこはやはりライトノベル作品だからこその魅力といえるのか、常に主人公たるトールの周りにはチャイカを始め、様々な女性の陰がちらついているというラノベ作品ならではの展開も期待できる。ストレイト・ジャケットではそういった展開を期待できる場面が少なかったこともあるだろうが、榊氏の作品で主人公らしい設定といえばそうだといえる。

ではそんな棺姫のチャイカで活躍登場人物に、主要人物格に今回は絞って話をしていこう。

基本的に戦士としてのスキルを持っている

棺姫のチャイカに登場する主要人物達は、基本的に戦闘に特化した者達が中心となっている。そんな中でトールもまた働きたくないなどとのたまわっているが、その戦闘力は決して低いわけではない。それはアカリにしてもヒロインであるチャイカについてもだ。そういったところも含めて紹介していこう。

主人公は脱力系ヒーロー?

今作の主人公は冒頭から無気力で働きたくないなどと現代の若者気質満点となっている『トール・アキュラ』だ。乱破師としてかつて属していた里で優秀だといわれながらも、戦争が終結してしまったために乱破師という職は時代にそぐわないとして事実上の廃業に近い休業を余儀なくされていた。自分が生きる意味を見失ってしまい、もはや何をするにしてもやる気が出ないと言ってだらけていた毎日だったが、そんな中でトールはチャイカとの出会いを経験することで自分が輝ける世界を、世界そのものを作り変えられるとその可能性に手を伸ばした。

暗殺などの裏仕事を多くこなすことになる乱破師として、いつか世界を変えて見せるといった思いから行動を共にし始める。こうして旅は始まるのだったが、道中においてトールは感情の浮き沈みが激しく、喜怒哀楽がはっきりとしているといった特徴を持っているが同時にそれは暗殺者としては非常に不適格とも言える要素だった。それは彼の教育係を担当していた者からも通告されており、トール自身も自覚している。しかしそうして旅を共にして行く中でトールは自分の理想を、無理矢理チャイカに押し付けていただけではないのかという、エゴでありそれにしがみついていたんだという事実に気付いてしまう。その後、とある事情から絶望と生きる意味を見失ってしまったチャイカを助けるために、トールは彼女を死の運命から守るために動き出すのだった。

作家講座

本作のヒロイン、白のチャイカ

今作のヒロインとして登場する『チャイカ・トラバント』、紫色の瞳と銀髪、そして背丈以上に高い棺を背負っている少女が今作のヒロインだ。一部では眉毛太すぎるだろうと言われているが、それもチャームポイントだという意見も出るほど、女性視点で考えれば太くなっている。各地にて回収されたガズ皇帝の遺品を回収するべく奔走している中でトールと出会って、遺品探しを依頼する。棺には自身の攻撃手段である機杖が収納しており、魔法師として高い実力を持っている。

物語上で言葉が片言なのは、公用語を用いているため、どうしてもまだ早くしゃべる事が出来なくなってしまっているのが原因となっている。

トールに絶対的信頼を寄せる義妹

トールの血の繋がりはない義妹であり、彼同様に乱破師として高い素質を持っている。幼少期の頃からトールとは知り合いだが、ある事件をきっかけにしてトールに対して強い罪悪感を抱えるようになり、それからというものトールを支えていくことを誓うのだった。

しかしそれはそれであり、普段から働きもせずにグータラ生活しているトールについては辟易してしており、お仕置きを兼ねた攻撃方法も苛烈であると、そんな覇気が感じられる。普段のだらしないトールについてはどうしようもないほど憤りを覚えて、自身で稼いでいる事実に対して怨恨を持っていながらも、トールに対しては敬愛の意図を示しているなど、何を考えているのか良くわからない子であるといえる。

金髪赤目のドラゴン少女

遺品探しをしている一行に、その後加わることになる『フレドリカ』という少女は元々は棄獣の一種である『装鎧竜』が人間に化けた姿である。登場当初こそ、激闘の末にトールと勝敗を分かち合ったこともあって、その後何かと彼の命を付けねらうことになるが、やがてそうした彼への殺意は消えると同時に、自身と契約して竜騎士にならないかと勧誘している。

見た目とは違い、また魔物ということもあって非常に長生きで、かつて存在していた八英雄の一人である『ドミニカ・スコダ』の容姿を用いている。彼女とは見知った仲とも語っているが、それが何を意味しているのかは判明していない。

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